2018年始まりました。

年が明けて1月も早、折り返し地点を回りました。更新が遅れてしまいましたが、皆様、今年もよろしくお願い致します。

かまんとしての活動も今年さらに加速していきたいと思っていますので、新規就農を目指す方など、お気軽にお問い合わせ下さい。

さて、先日、今年最初のかまん野菜宅配便の出荷がありました。

今回は、最近の野菜セットの品目の1つにもなっている「東山(※)」を取り上げます。

(※)いわゆる干し芋のことを、高知では昔から「東山(ひがしやま)」と呼んでいます。干してかちかちにする古い土佐弁を「ひがちばる」と言い、それが語源となっているようです。(諸説あり)

以下、東山の生産者である天望農園の新谷さんから頂いた写真と情報で構成します。

”天望農園の東山で使っているサツマイモは、現地では人参芋、あるいは柿芋と読んでいますが、正式名称は不明です。栽培は難しく、全く収穫の無い年もあります。”

ではかなりざっくりと、作り方について。

まずは収穫した泥付きのサツマイモを洗って丁寧に皮を剥きます。

“サツマイモ約100kgの皮を剥いた場合、干し芋にすると約4分の1(約25kg)になります。”

そして、ぐつぐつと煮ます。

“薪は製材所の不用材を利用しています。”

天気の様子を見ながら、主に天日で干します。

“防風ネットはハエ対策です。”

かなり端折ってますが、東山の完成です!

そして、食べてみると・・・、

ねっとりジューシー、とろける甘さ!深みのある芋の香り!

気がつくとあっという間に1パック無くなりそう。

おやつにもちろん良いのですが、実は日本酒にも合う気がします。

東山は生産者による味の違いがかなりあるのですが、天望農園の東山は絶品だと思います。

(実はこの写真には載せていない作り方の秘密があるという噂・・・。)

今週発送の野菜宅配便にも入ると思うので、対象のお客様、楽しみにして下さい。

(神林)