かまんの野菜宅配便
暑い日が続いています。最近の猛暑で畑の野菜たちも悲鳴を上げている感じでしたが、近付いている台風の影響でしょうか、四万十町にはようやく恵みの雨がもたらされました。天気予報を見ると、まだ猛暑は続きそうなので油断はできませんが。
さて、昨日は「かまんの野菜宅配便」の出荷日でした。野菜や地域の特産品などを月に1回、お届けしています。
品目は”おまかせ”とさせて頂いていますので、ダンボール箱を開けてみてのお楽しみになっています。
この写真だけだと味気ないので、今年6月の箱の中身をチラ見せ。
この時はスイスチャードとズッキーニが入って、とてもカラフルでした。
(神林)
カボチャ栽培
先日、大石さん(大石農園)からカボチャ栽培の様子の写真を頂きました。
最初の写真ではカボチャはまだ白い不織布の中にいます。
不織布は有機栽培ではよく使われる農業資材で、保温、保湿、虫除けなどの効果を期待して使うことが多いのですが、大石さんのカボチャ栽培では雑草対策にも活用しています。
カボチャが成長してツルを伸ばして地面を這っていこうとするタイミングまで不織布内に閉じ込めたまま、畝間をトラクターで耕運・除草し、その後に不織布を剥がします。こうすればカボチャが雑草に埋もれることは無さそうですね。
次の写真が不織布を剥がした後です。カボチャが現れました。
野菜宅配便に入るのはもう少し先ですが、会員のお客様は楽しみにお待ちください。
(神林)
梅雨入り
平年よりも早く梅雨入りし、四万十町では毎日ぐずついた天気が続いています。
露地の農作業にとっては少々やりづらい時期に入りましたが、野菜たちにとっては恵みの雨といったところでしょうか。
生姜の芽が出始めてきましたし、カボチャやきゅうりの茎もぐんぐん伸びています。
さて、毎年たくさんのズッキーニを栽培している大石さんから、ズッキーニ畑の写真を頂きました。
ズッキーニもこの時期の代表的な野菜ですね。ラタトゥイユに入れて食べるととても美味しい野菜です。
この写真は5月後半の写真なので、今はもっと大きくなっていると思います。
たくさん獲れ始めたら野菜宅配便に入ると思うので、かまんの野菜宅配便のお客様は楽しみにお待ち下さい。
(神林)
四万十手仕事市
農家では夏野菜の栽培管理は既に始まっていますが、5月5日は二十四節気の立夏で、まさに名実共に(?)、夏が始まった感じです。
ここ四万十町ではまだ朝晩の冷え込みはあるのですが、晴れた日の日中帯はまさに夏!
そんな5月5日(こどもの日)に、四万十町の緑林公園で「四万十手仕事市」が開催されました。
この四万十手仕事市、とても素晴らしいコンセプトのもとで開催されているので確認しておきましょう。
1.安全な農産物を通じて食生活を豊かに
2.心身の癒しにより、もっと健康に
3.土、水、大気、緑などの自然環境を守る
4.伝統技術と文化とともに歩む
5.自然素材に触れ楽しむ
この日は快晴に恵まれて、人出もかなり多かったように思います。
会場は緑林公園の名の通り、緑いっぱいの場所です。
遊具もあるので子供たちも元気に遊んでいました。
毎年恒例となっているこのイベント、出展者も来場者も増え、運営は大変だと思いますが、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
(神林)
ツツジが満開です
四月に入り気温もかなり上がってきました。
四万十町内では生姜の植え付けがあちらこちらで行われています。
私の畑でも植え付けを行いました。
さて、この時期、四万十町内での見どころと言えば轟公園のツツジです。
この轟公園にはとても立派なステージがあります。
このステージで毎年夏に行われる「TODOROKI ROCK FES」は手作り感満載でとても素晴らしいフェスです。
今年はあるのかな?
(神林)
桜が満開です
四万十町では4月上旬頃から生姜の植え付けを始める農家さんが多いので、
3月は植え付け準備がいろいろあるのですが、
先日、かまんの生姜栽培メンバーみんなで、生姜の種割りを行いました。
生姜の種芋はそのままでは大きすぎるので、植え付けに適した大きさに手で割る作業です。
手でパキパキと割っていきます。その時の写真ですが、これだけ見ても何か分からないですね。
作業の後、かまん事務所に立ち寄ったのですが、
事務所前の桜が満開に咲いていました。
(夕方だったのでちょっと暗くて分かりにくいですが・・・。)
ちなみに、この時期の四万十川沿いは桜がとても綺麗です。
間もなく四万十川桜マラソンが開催されますが、とても気持ちよく走れることと思います。
(神林)
Instagram始めました。
かまんメンバーが気軽に畑や野菜、町の写真などをアップできるよう、かまんとしてのインスタグラムを始めました。
インスタ映えする写真をたくさんアップできるでしょうか。ご期待ください。
(神林)
弥生、春の芽吹き、そして四万十町の名店
すっかり更新が滞ってしまいましたが、2018年はすでに3月(弥生)に入りました。
弥生(やよい)とは、「草木がいよいよ生い茂る月」が詰まって「やよひ」となったそうです。とても寒かった四万十町の冬ですが、ようやく峠を超えて、春の訪れはすぐそこという感じがします。農家にとっては春夏野菜の播種や生姜の植え付け準備が忙しくなる頃です。
そんなちょっとワクワクする時期は、新たなスタート!キックオフ!ということで、やっぱり飲み会ですよね!(無理やりですが)
高知市内では、べろべろの神様に見守られながら”大おきゃく”が開催されるようですが(参考URL: http://www.tosa-okyaku.com/)、ここ四万十町では創業50年以上になる名店、”満洲軒”での飲み会をお勧めしたいところ。
ということで、先日、満洲軒に行ってきたので、軽くレポートしたいと思います。
メニューはいろいろありますが、まずは鉄板焼き。お肉と野菜がドーンと運ばれてきます。
ドーン!という迫力で、ピントがボケてしまいました。
そして常連さんの焼き方のご紹介。
まずは、お肉だけを鉄板で焼きます!
次にその上に野菜をのせて!!、
なんと、お皿を乗せます!!!(やるときは自己責任で・・・)
数分後、お皿をとると美味しいお肉と野菜の絶妙なコラボレーション!!!!
そして、締めはもちろん「ジャン麺」ですね!
今回は畑の話から逸れていますが、四万十町のご紹介の一環ということで、「満洲軒」のご紹介でした。
(神林)
2018年始まりました。
年が明けて1月も早、折り返し地点を回りました。更新が遅れてしまいましたが、皆様、今年もよろしくお願い致します。
かまんとしての活動も今年さらに加速していきたいと思っていますので、新規就農を目指す方など、お気軽にお問い合わせ下さい。
さて、先日、今年最初のかまん野菜宅配便の出荷がありました。
今回は、最近の野菜セットの品目の1つにもなっている「東山(※)」を取り上げます。
(※)いわゆる干し芋のことを、高知では昔から「東山(ひがしやま)」と呼んでいます。干してかちかちにする古い土佐弁を「ひがちばる」と言い、それが語源となっているようです。(諸説あり)
以下、東山の生産者である天望農園の新谷さんから頂いた写真と情報で構成します。
”天望農園の東山で使っているサツマイモは、現地では人参芋、あるいは柿芋と読んでいますが、正式名称は不明です。栽培は難しく、全く収穫の無い年もあります。”
ではかなりざっくりと、作り方について。
まずは収穫した泥付きのサツマイモを洗って丁寧に皮を剥きます。
“サツマイモ約100kgの皮を剥いた場合、干し芋にすると約4分の1(約25kg)になります。”
そして、ぐつぐつと煮ます。
“薪は製材所の不用材を利用しています。”
天気の様子を見ながら、主に天日で干します。
“防風ネットはハエ対策です。”
かなり端折ってますが、東山の完成です!
そして、食べてみると・・・、
ねっとりジューシー、とろける甘さ!深みのある芋の香り!
気がつくとあっという間に1パック無くなりそう。
おやつにもちろん良いのですが、実は日本酒にも合う気がします。
東山は生産者による味の違いがかなりあるのですが、天望農園の東山は絶品だと思います。
(実はこの写真には載せていない作り方の秘密があるという噂・・・。)
今週発送の野菜宅配便にも入ると思うので、対象のお客様、楽しみにして下さい。
(神林)
年の瀬
早いもので2017年の年の瀬に入りました。
何かと慌ただしい師走ですが、かまんでは先日のお歳暮の出荷に続いて、今年最後の野菜宅配便の出荷が行われました。今回もかまんメンバーと協力農家さんが育てた美味しい野菜をお送りできたと思います。
その数日後には恒例の、かまん忘年会も開催され、今年1年の出来事を振り返りながら、美味しい料理とお酒を楽しんできました。
さて、これを書いている本日12月22日は「冬至」です。太陽の出ている時間が短く寒い時期ですが、我が家でも定番の柚子湯に浸かって、ゆっくり温まりたいと思います。
(神林)